Efforts toward the SDGsSDGsへの取組
SDGsへの取組
100年企業を実現するためには、自社発展のみならず、
社会発展への貢献が不可欠である。
三ツ知グループはSDGsの取組みを通じて
持続可能社会の構築にも貢献し、
社会から求められる企業を目指します。
全ての社員が能力を発揮できる
魅力ある職場環境を実現
持続可能な
地域環境の実現
地域経済の持続的な
成長への取組み
SDGsにも貢献する「冷間鍛造」のご紹介
冷間鍛造の仕組みを分かりやすく紹介するとともに、
冷間鍛造がどのようにSDGsに貢献するかを伝える動画を作成しました。
ストーリー
鉄はとっても固いのに、どうやっていろんな形を作っているんだろう?
みんなは不思議に思ったことはないかな?
やあ、みんな元気かい?僕はタンゾー。
彼女はセッちゃんと言うんだ。
〈セッちゃん〉よろしくね♪
今日は僕たちふたりが、その秘密を解き明かしていくよ!
当社は、おもに車の部品を作っているんだけど、日本のほとんどのメーカーの車、
この車にも、あの車にも、あっちの車にも、当社の製品が使われているんだ。
きっと、みんなの家のクルマにも使われていると思うよ!
さてさて、鉄の形を変える方法についてなんだけど、
当社では、おもに、「冷間鍛造」という方法で、形を変えているんだよ。
「冷間鍛造」なんて、聞き慣れない言葉でよくわからないよね!
じゃあ、これから「冷間鍛造」について解説していくよ!
自動車部品の材料となる鉄は、最初はこんなふうにグルグル巻きになっているんだ。
それを機械にセットすると、まっすぐ伸ばして、必要な大きさに切断してくれるんだよ。
そして切断された鉄を、「鍛造フォーマー」という機械で、
何百トンもの強い力をかけて叩いて、金型に押し込むんだ。
できた!
鉄はすごく固いんだけど、何百トンもの強い力をかけると、
「オマエはネンドかよ!」って言いたくなるくらいグニャッと変形するんだよ!
冷間鍛造では「金型」というものを使うんだけど、この金型というのは、
「たい焼き器」のようなもの。
たい焼きを作るとき、材料をタイの形をした「型」に流し込むよね。
あの型が、金型なんだ。
冷間鍛造でも、部品の形にくり抜かれた「金型」に、鉄を押し付けることで、
目的の形に変形しているんだよ!
「鍛造プレス機」という大きな機械では、もっと重い1,000トンもの力をかけるんだよ!
1,000トンということは、ゾウ約160頭分以上の重さ!すごいよね!
160頭のゾウに押しつぶされちゃ、鉄だってそりゃたまんないね!
できた!
冷間鍛造は、加工時に出る廃棄物がとても少ないんだ。
CO2削減にもつながる、エコで地球にやさしいSDGsの時代にふさわしい技術なんだよ!
多くの部品は、冷間鍛造だけで作れるんだけど、場合によっては、
「切削」加工を行なうこともあるんだ。ここで切削について説明するね!
セッちゃ~ん!
〈セッちゃん〉ハ~イ! お待たせ~♪
「切削」とは、鉄よりも固い合金でできたドリルなどで鉄を削って形を整える作業のこと。
切削機はすごく賢いから、いろんな形に削れるんだ。
〈セッちゃん〉任せてね!
ロボットも手伝ってくれるよ。
〈セッちゃん〉ロボットさん、ありがとう!
部品ができあがったら、0.0001ミリまで計れる検査機や顕微鏡で細かく検査をするよ。
〈セッちゃん〉すごい! ミクロの世界ね!
厳しい検査に合格すれば、やっと完成だ!
〈セッちゃん〉やったね!
う~ん、美しい! もはや芸術品だね!
〈セッちゃん〉ステキだわ♥
完成した製品は、日本国内はもちろん、世界中に送られるんだ。
〈セッちゃん〉当社では、1日になんと約200万個も製品を作っているのよ。
おお愛する我が子よ!みんなのお役に立つんだよ~!
〈セッちゃん〉元気でね~!
今日紹介した方法が、鉄でモノを作る冷間鍛造という方法なので、
覚えておくと、きっとどこかで役に立つと思うよ。
またどこかで会えるといいね!
〈セッちゃん〉じゃあ、またね~!
〈2人の声〉バイバ~イ!!